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エアコンクリーニングは何年に一度?プロが汚れ具合から解説

「エアコンクリーニングは毎年やったほうがいいの?」「2〜3年に一度でも大丈夫?」と迷う方は少なくありません。
この記事では、エアコンクリーニングを頼む目安や、どんな環境だと汚れやすいか、自分でできるお手入れとプロに任せたほうがいい範囲について、ハウスクリーニング業者の視点から分かりやすく解説します。

IN THIS ARTICLE

この記事でわかること

  • エアコンクリーニングを考えるタイミング
  • エアコンが汚れやすい家庭の特徴
  • クリーニングを頼む目安

エアコンクリーニングの理想は1~2年に一回

リビングなどのメインで設置されているエアコンは、夏場は24時間稼働していることが多いです。

そのため、ひと夏使用しただけでも、黒カビが繁殖しがちです。

目に見える風向板(ルーバー)、送風口、送風ファン以外にも、カバーを外さないと見えない熱交換器、ドレンパンにもじわじわとカビが繁殖しています。

そのため、メインで使うエアコンは定期的(1~2年に一回)にクリーニングすることを推奨しています。

ただし、寝室や物置部屋などに設置している場合、使用頻度が低いため、吹き出し口や送風ファンの状態、におい、風量などを確認して、判断していただいても構いません。

また、フィルターを掃除しても風量が改善しない場合や、カビ・たばこなどのにおいが気になる場合も、クリーニングを依頼する目安の一つとなるでしょう。

エアコンが汚れやすい4つの環境

1. 夏場に長時間使う

冷房や除湿運転では、エアコン内部に結露が発生します。

運転時間が長いほど内部が湿った状態になる時間も増えるため、ホコリなどの汚れが付着していると、内部環境が悪化しやすくなります。

リビングや寝室など、夏場に毎日長時間使用するエアコンは、使用頻度の低い部屋よりこまめに状態を確認すると安心です。

2. キッチンに近い場所に設置されている

リビングとキッチンがつながっている間取りでは、調理時の油分を含んだ空気をエアコンが吸い込むことがあります。

油分がフィルターや内部に付着すると、ホコリが絡みやすくなり、通常のホコリ汚れより落としにくくなることがあります。

3. ペットを飼っている

毛や細かなホコリが舞いやすい環境では、フィルターや内部に汚れがたまりやすくなります。

ペットを飼っているご家庭や、家族が集まるリビングでは、フィルターの状態をこまめに確認するのがおすすめです。

4. フィルター掃除を長期間していない

フィルターにホコリがたまった状態で使用し続けると、風の通りが悪くなります。

お掃除機能のない一般的なエアコンについて、使用シーズン中は2週間に1回程度を目安にフィルターのお手入れをしてください。

まずは日常のお手入れを行い、それでも内部の汚れやにおいが気になる場合に、内部クリーニングを検討しましょう。

こんな汚れが見えたらクリーニングのタイミング!

吹き出し口に黒い点が見える

ルーバーや吹き出し口の奥に黒い点状の汚れが見える場合、さらに奥の送風ファンにも汚れが付着していることがあります。

懐中電灯などで吹き出し口の奥を照らすと、ファンの状態を確認しやすくなります。ただし、指や道具を入れると怪我や破損の可能性があるため、くれぐれも行わないでください。

運転するとカビっぽい・酸っぱいにおいがする

フィルターを掃除してもにおいが改善しない場合は、熱交換器や送風路など内部に原因がある可能性があります。

フィルターを掃除しても風が弱い

フィルターのホコリを除去しても風量が戻らない場合は、内部の汚れだけでなく故障など別の原因も考えられます。

ただし、異音や動作不良もある場合は、クリーニングより先にメーカーや修理窓口へ相談したほうがよいケースもあります。

自分でできるお手入れはどこまで?

日常的なお手入れとして行いやすいのは、主に次の範囲です。

  • エアフィルターのホコリ除去
  • 取り外し可能なフィルターの水洗い
  • 前面パネルやルーバーなど、取扱説明書でお手入れ可能とされている部分の清掃
  • 機種に搭載されている内部クリーン機能の活用

フィルターのお手入れ方法や取り外せる部品は機種によって異なるため、必ず取扱説明書を確認してください。

一方で、熱交換器や送風ファンなどエアコン内部を洗浄する作業は、専門的な知識と経験が必要です。ネットなどの情報を基にした内部洗浄は、故障や火災の原因となるため、プロの業者に依頼して綺麗にしましょう。

市販のエアコン洗浄スプレーを使ってもいい?

エアコン内部へ市販の洗浄スプレーを使用することはおすすめしません。

なぜなら、機種によって内部構造が異なり、洗浄液が電装部へかかって故障の原因になったり、すすぎ切れずに洗剤が内部へ残ったりする可能性があるからです。

メーカーによっては、市販の洗浄スプレーを使用しないよう明確に案内しています。

内部の汚れが気になる場合は、無理に自分で奥まで清掃せず、専門業者やメーカーへ相談しましょう。

お掃除機能付きエアコンならクリーニング不要?

お掃除機能付きエアコンでもクリーニングは必要です。

「お掃除機能付き」と聞くと、エアコン内部まで自動で掃除してくれるイメージがありますが、多くの機種で中心となるのはフィルターのお掃除であり、汚れ自体を防ぐ機能はありません。

また、内部クリーン機能を搭載した機種でも、内部に付着したホコリやカビをすべて除去できるわけではありません。あくまで、汚れの進行を遅らせる、といったイメージが適切です。

そのため、お掃除機能付きエアコンでも、定期的なプロのクリーニングが欠かせません。

プロからのポイント

弊店に限らず、多くのエアコンクリーニング業者では、定期的な清掃を推奨しています。

また、小さなお子様やペットがいるご家庭、気管支に問題がある方などは、より意識的になる必要があります。

夏場も奇麗な空気を吸って過ごしたいですよね。ぜひ、本格的な夏が来る前にクリーニング業者に相談・ご依頼していただければと思います。

まとめ

エアコンクリーニングは、頻繁に使用するエアコンに関しては1~2年に一回が理想と言われています。

ただし、使用頻度や設置場所によって汚れ方は変わるため、吹き出し口の黒い汚れ、におい、風量などを確認しながら判断しても問題ありません。

また、日常的にはフィルターをこまめに掃除し、取扱説明書で認められている範囲のお手入れを続けましょう。

そのうえで、自分では清掃できない内部の汚れが目立ってきたら、専門業者へのクリーニングを検討することをおすすめします。

業者に相談したほうがいいケース

次のような状態なら、一度専門業者へ相談してみるのがおすすめです。

✓ 吹き出し口や送風ファンに黒い汚れが見える
✓ フィルターを掃除してもにおいが気になる
✓ 内部を数年間一度も清掃していない
✓ キッチン近くなど油汚れが多い場所で使っている
✓ 自分で内部まで掃除しようとしている
✓ お掃除機能付きで、どこまで清掃すればよいか分からない

ただし、焦げ臭いにおい、異常な振動、運転がすぐ止まるなど故障が疑われる症状がある場合は、クリーニングではなくメーカーや修理窓口へ相談してください。

よくある質問

Q. エアコンクリーニングは毎年必要ですか?

必ずしも毎年必要とは限りません。使用頻度が少なく内部もきれいな状態なら、無理に毎年行う必要はありません。一方で、使用時間が長い、吹き出し口に汚れが見える、においが気になるといった場合は、年数が短くても清掃を検討してよいでしょう。

Q. フィルター掃除をしていれば内部クリーニングは不要ですか?

フィルター掃除は非常に大切ですが、熱交換器や送風ファンなど内部の汚れをすべて防げるわけではありません。フィルターを掃除してもにおいや汚れが気になる場合は、内部の状態を確認してください。

Q. お掃除機能付きエアコンもクリーニングできますか?

多くの機種で対応可能ですが、内部構造が複雑なため、通常タイプより分解や組み立てに時間がかかります。メーカー・型番によって対応可否が異なる場合もあるため、予約時に型番を伝えるとスムーズです。

Q. クリーニングを頼むならいつの時期がおすすめですか?

汚れやにおいが気になった時点が一つのタイミングです。冷房を使い始める前に状態を確認しておくと、暑くなってから慌てにくくなります。

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